2025年3月期2Q決算(中間決算)の概要 (2024年11月11日)
代表取締役社長の矢田でございます。
ジーニーグループ傘下となり最初の決算開示となります。
業績においては、前年からの苦境期間から大幅回復し、手堅く黒字化できたという一区切りであるとともに、増資による財務健全化の実現、旧シェアオフィス系子会社譲渡による事業体制スリム化によるデジタルPR一本化の実現を致しました。また、本件により、財務状況は大幅に回復し、自己資本比率は約60%、借入依存脱却し、また、損益も特別利益計上も含めて大幅に収益貢献することとなりました。
2024年7月1日実行(増資による財務健全化の実現))2024年9月2日実行(シェアオフィス海外子会社の株式譲渡))
2024年10月1日実行(クラウド翻訳事業子会社の株式譲渡))
■事業スリム化『デジタルPR事業』
財務状況は前述のとおりですが、当社の事業は「デジタルPR」として完全なる一本化がされたことにより、全体のビジネス系統もシンプルなものとなり、充足した財務力を背景として、本事業体制をより強固にするために活用していくことができるものとなりました。
■成長基盤構築の急速な進展
1.プロダクト開発体制強化(PR業界においてテクノロジー優位性でNo1へ)
- ジーニーとの連携効果が急速に進行し、明らかにプロダクト開発体制が大増強されています。技術力は言うまでもなく、その推進体制、あわせて保守力まで、網羅的に向上されております。
- 既に一部サービスではサイト挙動が類似事業者比で圧倒的な高速化によりPV2倍増などの顕在化しています。当社のデジタルサービスのブランド統一化など含め大掛かりなメジャーバージョンアップに着手しておりますので非常に大きく期待しているところです。
2.マーケティング力の最強化(顧客獲得基盤の急速な回復活動)
- 抑制ぎみのマーケティング活動を再開しました。宣伝コストが増えるため、一時的に利益減少の影響があるものの、売上高増加分で吸収傾向が2~3ヶ月で発現されてくることを念頭にいれています。本件については、中途半端な落とし所などないという意識で、息継ぎなく、一気にアクセルを踏むことで成長余力たる顧客基盤拡張を推進しております。
■業績予想の修正
通期連結業績予想の修正及び特別利益の計上に関するお知らせ子会社譲渡による特別利益の発生および、譲渡子会社寄与想定分を控除した業績予想修正をすることになりました。大幅な最終利益の上昇となります。また、あわせてこの契機にジーニー社とのシナジー効果なども織り込んだところ、本来譲渡した子会社分の減少を吸収する程度の効果が見込まれることとなり、非常によいパートナーシップを構築できているということを皆様にお伝えできることにもなります。
以上、本決算の概要説明の補足となればとポストいたします。
投資家の皆様におかれましては、引き続き、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。