KPI速報の形式更新&年末のご挨拶(2019年12月27日)
代表取締役社長の矢田でございます。
■KPI速報の公開体系を更新しました(こちら)
投資家とのインタビュー等を実施しているIR担当からの申し入れで、KPI速報を素材とした質問の中に全体影響度が軽微なものが増え(当初は影響度が高いため公開していたものの、事業構造の変化により段階的に軽微になってきているという意味合い)、影響度合いに誤解を与え兼ねないという背景から更新を致しました。『全体像をお伝えしていきたい』というKPI速報の本来の主旨に立ち戻り、KPI速報の公開項目を設定しておりますのでご確認ください。
※本改定により全事業規模の85~90%をサポートすることになります。また、各項目は対事業規模10%水準以上を目処としておりますので、より全体像を把握しやすくなったと判断しております。
※KPI速報は確定数値ではなく、後日開示される短信や有報等と完全一致を保証するものではございません。その点は予めご承知おきください。
<新たに公開する項目>
(1) インフルエンサーPRの案件
連結業績へ与える影響度が今後増加する可能性が高いと判断し、公開することに致しました。
<非公開もしくは複数項目をまとめるもの>
(2) プレスリリース従量配信のチケット販売/未配信残高
固定配信サービスを開始したこと、未配信残高の増加より利用消化を優先する活動を推進していること、からこの『先行指標』が『現行指標へ与える影響度合い』が直接的ではなくなってくる方向性であることもあり、この機会に非公開とすることにいたしました。『現行指標』は従来とおり公開を継続しますが、固定配信サービスのKPIについては現段階では非公開とさせて頂きます。
(3) シェアオフィスの海外拠点単位の稼働状況
拠点単位の規模感、現地売上を円換算することを踏まえ『拠点単位』を並列に同じスケールで表示するのは影響度合いへの誤解を与えかねないと判断して、あくまで『海外全拠点の合算』として公開するものといたします。国内拠点も複数拠点の合算でありますので、国内・海外という2系統でのKPI速報公開の体系と致します。
■年末のご挨拶
◯2016年末
⇒来年は『非連続成長要素を加えていく活動に意識を傾注していきたい。』
◯2017年末
⇒今年は『AIで生産性を高め利益率を非連続的に向上させることができた。』
⇒来年は『トップラインを劇的に急成長させるものをつくっていきたい。』
◯2018年末
⇒今年は『everevo/Find Model/Risk Eyesのトップライン向上の為のプロダクト開始できた。』
⇒来年は『各事業のスケール面を追求していきたい。』
さて、ここで2019年末になってしまいました。1年は本当に早いものです。今年1年は昨年末ポストしたとおり『各事業のスケールを追求した年』と考察しています。役員が膝を付け合わせ議論し、中期経営計画を策定し、トップライン成長率を意識した指揮を執ってきました。スケール意識を急に変える契機としたわけなので、経営幹部の皆々は相応のストレスがあったのかもしれません。そして、その成果についての満足度を率直にいうと『中の中(普通)』といったところです。成果がもっと爆発的であったならカッコよかったと思うところもあり、成果においては少し恥ずかしいくらいです。とはいえ『蒔いた種が発芽した』といえる2019年であったことは間違いないわけでして、あとは時間の問題だと確信しているところです。ということで、2020年は『各事業のスケール面を“更に”追求していきたい』というところであります。ここでいう“更に”をどう実現していこうかということを熟考しながら令和2年を迎えたいと思っているところです。
株主、投資家、ならびにお取引様の皆様におかれましては、ぜひよいお年を迎えられますことをお祈り申し上げます。