定時株主総会/個人投資家説明会および開示情報について(2020年6月30日)
代表取締役社長の矢田でございます。
■第14回定時株主総会
6月27日、はじめて土曜日に実施してはみたものの、コロナ禍の余波も影響し来訪者も少数にて、議案については速やかに審議・決議と進行し総会終了いたしました。
・第1号議案 剰余金の配当の件
・第2号議案 定款一部変更の件
・第3号議案 監査役1名選任の件
※決議通知 、議決権行使状況 、ならびに有価証券報告書はそれぞれのリンクよりご確認ください。
■個人投資家説明会
株主総会から続けて投資家説明会を実施いたしました。参加者は株主総会とほぼ同じこともあり、2020年3月期の成績説明は程よく割愛し、2021年3月期以降の将来の戦略・戦術等を説明する時間に充当し、かつ、せっかくの機会ということで、プレゼンテーションや質疑回答は、できるだけ担当役員からの発言を優先いたしました。また、時間制限なしに質問がなくなるまでやりきることを1度してみたかったこともあり、『物理的な3密』を避けるこの時世において『コミュニケーションの密』は1つの形として実現することができたのではないかと思っております。参加者の人数によってではあるものの『時間制限なし』は非常に有効なものであると思うとともに、経営者としては士気が高まる機会になるかと思った次第です。
※数多く質問を頂戴しましたが、主だった質疑については整理整頓してこちらにまとめておきましたのでご確認ください。
■市場変更申請の取下げ及び今後の見通しの補足説明
本則上場にむけ申請し審査プロセスを進捗していたものの、その期間中『コロナ禍』があり、あらゆる審査項目の中で『コロナ禍が業績予想に及ぼす影響度合いやその精度』を見計らうものとして、この3~5月の外部環境変化を勘案すれば、事前の予定範疇に審査期間が収まりそうもないという東証審査部門の判断は、ある意味賢明な判断とも認識しております。但し、その賢明な判断が少しでも早くなされていれば、多少なりとも開示は早くできたかなと思うこともあります。
東証規則により、審査は『株主総会のEND to END』が区切りである為、株主総会終結をもって『2019年3月期基準申請は審査完了に及ばず』という意味で『取り下げる』という表現をいたしました。今後は、『2020年3月期基準による申請』を改めて実施する方針ではあります。準備や申請書類など具体的に何月何日に申請するかは現時点ではお約束できるものではありませんが、方針としてはなんら変更ありません。手続き準備を粛々としていた事務方は多少予定がずれてしまい悔しいこともありますが、くよくよしてもコロナはなくなりません。運良くコロナ禍の影響も一時的かつ限定的である事業モデルでもあると考察しているところでもあるため、アフターコロナのど真ん中のビジネスを推進しながらも、本手続きにおいても心機一転とするところであります。
以上、株主総会を終えた所感ならびに本則上場準備への補足説明といたします。
投資家の皆様におかれましては引き続きのご支援のほどよろしくお願いいたします。