FY21、新たな経営体制で引き締めてまいります(2021年6月30日)
代表取締役社長の矢田でございます。
■新経営体制、新執行体制新たに
6月18日に第15回定時株主総会を実施し無事終了いたしました。平日かつ他社の総会集中日と重なっていたこと、ならびにコロナによる外出自粛も重なり、株主数が倍増したものの出席者は通年と同水準でありました。やはり当社のような規模であれば、集中日を避けた日程にすることや(今回もあえてぶつけたわけではありません)、過年度のように休日実施等の工夫はしたほうがよいかもしれません。
さて、本株主総会を終え、新たな経営体制と執行体制となりました。コロナ禍による打撃に対してどのような大方針でいくかは昨年度に定めたことで、あとは、営業現場執行に徹底的に注力することのみであります。
経営陣を大幅に減員スリム化したとともに、8名中5名が社外役員となることで意思決定に対してより強い牽制力をもたせる運営体制となりました。創業15年経過しましたが、創業メンバーが意思決定を制御するという経営体制も、今後は毛色がかわってくるかと思っております。(詳細はこちら)
●経営体制
代表取締役 矢田 峰之(重任)
取締役 庄子 素史(重任)
取締役[社外] 大野 誠一(重任)
取締役[社外] 白川 久美(重任)
取締役[社外] 山浦 政彦(新任)
監査役 赤松 朱美(新任)
監査役[社外] 樋口 節夫
監査役[社外] 平山 剛
●注力事業の執行体制
執行役員 法人営業部長 北阪 彰生
執行役員 インフルエンサーPR事業部長 藤原 直美
執行役員 ニュースワイヤー事業部長 山名 真季子
執行役員 シェアオフィス事業部長 大川 友里
① 企業SNS宣伝活動が爆発的に増加することによる需要をキャッチするための営業体制(法人営業部)を強化し、SNS宣伝をど真ん中から推進するプロダクト(インフルエンサーPRサービスとニュースワイヤーサービス)を成長させていくこと。
② コロナ禍中のステイホーム環境で打撃をうけたものの、大手企業のサテライトオフィス需要は明らかに増加傾向であり、これを推進するプロダクト(ハイグレードのBCP対応シェアオフィス)を加速していくこと。
これらが注力事項の一丁目一番地としており、メンバーは長年経営面を支えてくれた経験者も専任させることで、改めての執行強化体制といたしました。
■足元の1Q~2Qのステイタスならびに対応状況
外部環境は、世界最速水準のワクチン政策により、ようやく『夜明け』が見え隠れしてきた期待感がでてきたところであります。それでいて、未だ蔓延防止措置期間が持続していることもあり、合理的な見積もりに流動的要素が多すぎることもあり業績予想については非公開とさせており、大変恐縮であります。
とはいえ、ディフェンス一辺倒であったここ1年から、ポストコロナ準備を具体的に実施していく時期に差し掛かってきているとも判断しております。昨年度に断行した統廃合の残存コストが上半期(1Q-2Q)には影響を及ぼしている期間ではあるものの、この2Qからは成長投資も実施してまいりたいと思っております。半年、1年先のシェアオフィス計画(CROSSCOOP日本橋 ・CROSSCOOP福岡)は既に公開しておりますが、デジタルPRの成長に資する投資(1年近く抑制していた営業体制の強化を含めた販促活動)を再開する時期にきているとも捉えており、まずは人材強化策を再開していく予定であります。
コロナ禍の完全終息は未だ流動的ではあるものの、当社としては、今年度のどこかでは、明確な『回復宣言』をし、それでいて『注力事業の成長』を見積もれる体制を準備していこうと考えております。
新たな経営・執行体制ともに改めてよろしくお願いいたします。
以上、投資家の皆様におかれましては、引き続きのご支援のほどよろしくお願いいたします。