代表取締役社長の変更のお知らせ(2023年3月13日)
いつもご支援いただきまして、ありがとうございます。代表取締役の庄子でございます。
この度、足元の業績の進捗状況および中期経営計画の取り下げの経営責任を明確にするため、私は2023年4月1日をもって代表取締役および社長職を辞任し、前代表であった創業者の矢田が代表取締役社長に就任することとなりました。
■経営方針について
経営方針は『付加価値の追求による企業価値の向上』を継続し、KVI(重要価値指標)を明確化し、プロダクト価値向上と顧客への人的サポートの強化を通じた顧客価値の増大を追求して参ります。
経過年度で実行した付加価値向上の施策は、業績に影響を与える顧客数や単価などのKPIを押し上げる成果にはいたっておりませんが、経営方針の変更により、新たなプロダクト企画から開発の推進、既存顧客の価値向上を追求する組織姿勢、新たな事業領域への研究開発など、新たな価値創出の芽生えは感じております。この芽生えを大きく太い幹にしていくためには創業者の矢田の推進力の下、組織体制を固めていくのが最善であると考えております。
■中期経営計画について
中期経営計画につきましては、今年度の着地見込みおよび今年度に新たな経営方針の下で実行してまいりました各活動の効果がまだ明確には確認できておらず成長戦略の実効性がまだ不透明である点、世界的な経済情勢の悪化に伴うPR意欲の減退感、光熱費の上昇による運営費増などの内外環境を総合的に鑑みて、中期経営計画の最終年度である2025年3月期の目標を提示し続けることは時期尚早と考え、大変、遺憾ではありますが、本計画は取り下げさせて頂くこととなりました。
今後は、付加価値の追求が顧客価値を増大させ、顧客のLTVを最大化させることでトップラインが成長するという成長シナリオの実効性を確認すること、及び早期の営業黒字化を実現するために、徹底したコスト削減や事業構造の改革を推進します。併せて財務体質の強化に向けた自己資本比率の向上に向けて様々な選択肢を排除せず進めてまいります。
株主の皆様のご期待にお応えすることができず、中期経営計画1年目での取り下げとなりましたことをお詫び申し上げます。改めて、内外環境を鑑みながら、確実な成長軌道に乗ったことを確認した上で、新たなソーシャルワイヤーの成長シナリオを織り込んだ中期経営計画の策定を進めていく所存です。
以上、4月以降の事業推進は矢田が牽引いたしますが、私は自らが打ち立てた経営方針の実効性をモニタリングしつつ、財務体質の健全化をはじめとする当社の経営企画の役回りを担わせて頂きます。
株主の皆様におかれましては、引き続き、ソーシャルワイヤーへのご支援のほどよろしくお願いいたします。